HIMAWARI HOIKUEN

大事にしていること

ひまわりっこのくらしぶり

気(季)ままな暮らし楽しんでいます。

ひまわりっこのくらし

いっしょは…うれしいね!たのしいね!おいしいね!

ひまわりっこのくらし

さあ~、手袋シアターのはじまり!はじまり~!小さいお客さんもやってきましたよ。

ひまわりっこのくらし

ぶらぶら散歩によく出かけます。今日は電車を見たよ。

ひまわりっこのくらし

顔見知りの神様のお膝元で。「お~い!虫発見!」

ひまわりっこのくらし

大好きなともだちと…おんなじ、おんなじ。

ひまわりっこのくらし

一番小さい赤ちゃんたちも外遊び大好き。興味のある方へ移動して、砂あそびに夢中。

ひまわりっこのくらし

みんなでくっついちゃった!

ひまわりっこのくらし

大根の皮をむいてつけものにします。小さい子もやる気満々です。

ひまわりっこのくらし

見て!見て!落ち葉のシャワーだぁ!

日々の積み重ねを大事にしています

開設以来、変わらない思いがあります。

  • 子どもと大人と一緒に日々の暮しを楽しむ
  • 子どもも大人も居心地よい場所を見つける
  • 園内外の様々な人々との交流を大事にする

ひまわり保育園 ひまわり保育園の子どもたちは、0・1歳児の『おうち』と1~5歳児の4つの『おうち』に分かれて暮らしています。


●子どもと大人と一緒に日々の暮しを楽しむ
四季折々、季節を感じながら、いつも何かできないかと各『おうち』で考えつつ、くらしています。子どもも大人もおいしくて楽しいことが大好きです。
梅の時期には梅しごとが始まります。梅のヘタをみんなで取って梅干しや梅ジュースづくりをするのです。みんなで育てて収穫した野菜は、どうやって食べようかと相談した結果、漬物やサラダにして食べたこともありました。冬には、お昼ごはんで食べたミカンの皮をせっせと干して、ミカン風呂(足湯)をすることもあります。
また、『おうち』で必要なちょっとした物は、近くのスーパーにみんなで買い物に出かけたこともありました。
そして、天気が良い日は、0・1歳児はおんぶやベビーカーで、2歳児からはお兄ちゃん、お姉ちゃんと手をつないで、散歩に出かけます。大人も子どもも歌を歌ったり、通りすがりの人や犬に手を振ったりしながら、のんびりゆっくり歩きます。
このように、各『おうち』でご飯を食べたり、寝たり、遊んだりするのです。


●子どもも、大人も居心地の良い場所を見つける
保育園はくらしの場です。「おはよう」から「さようなら」まで長い時間を過ごします。そんな保育園の中には自分のお気にいりの場所があります。
押し入れの中、畳のコーナー、階段の角、ぽかぽかお日様が当たる廊下の隅…。たわいのないことをしゃべったり、ゴロゴロ寝転がって腹ばいになっていたり、友達と内緒話をしたりする場所です。大人もちょっと休憩し、一息入れる場所があります。


●園内外の様々な人との交流を大事にする

ひまわり保育園 ひまわりでは、その子のことを園内の誰もが知っています。各おうちの先生は、〇〇先生ではなく、〇〇さんと呼ばれます。かまど(給食室)やみまもり(事務所)はちょっとしたしゃべり場です。お昼ご飯の感想から、習い事の報告、ママと買い物に行ったことまで、気ままに子ども達が話しに来るのです。
お天気が良ければ園内は空っぽです。各『おうち』誘い合って、狭い園庭を飛び出しお出かけします。近所の自動車整備工場の番犬も魚屋のおばちゃんも挨拶を交わす"顔見知り"です。行きかうバスの運転手さん、工事現場で働くおじさん等も、子ども達に気軽に声をかけてくれ、様々な人達と"顔見知り"になっていくのです。
そのお出かけ範囲は広く、近所の公園はもちろん、学園大学のイチョウ並木や水前寺公園の池、遠くは県庁の芝生広場や子飼橋のたもとまで出かけます。


食を大事にしています

【安心・安全な食を、旬の食材を】
ひまわりの食当園は「地産地消」を基本としています。お米は山都町の無農薬米を、野菜、果物、肉、魚は地元の信頼ある店から基本的に国産のものを仕入れています。また調味料は無添加味噌、醤油を使用しています。特に子ども達が大好きな納豆は、大豆から育てて納豆を手作りしているところから仕入れています。地元の安心安全な食材を、旬の時期においしく楽しく食べて欲しいと願っています。

【多彩なメニューを楽しむ食事】
ひまわりの食保育園で過ごす子ども達にとって、お昼ごはんやおやつはとても楽しみなものです。子ども達は食べるだけでなく、調理過程の皮むき等食材その物に触れることで、においや触感を味わいます。
メニューには、中々家庭では作らないものも取り入れています。例えば郷土料理です。家庭で作って食べる機会が減っている今だからこそ、園の給食では積極的に取り入れています。おやつの時、熊本の郷土食「いきなり団子」が登場します。皮から手作りなのでそのもちもち感がたまりません。

【和食を基本に、食文化を伝える】
ひまわりの食献立は、昔ながらの和食を大事にしつつ、洋食や中華など多彩な内容となっています。
定番の献立として、毎月の「お誕生日のつどい」の時は、「白和え」が必ず登場します。保育園で初めて白和えを食べたという子も少なくありません。その他、「団子汁」「大豆五目煮」「田作り」「切干大根の煮物」「ひじきの煮物」なども頻繁に登場します。
日本に伝わる行事食(鏡開きのぜんざい、冬至のカボチャ、ひな祭りのちらし寿司等)もそのおいしさといわれを、子ども達に伝えています。

〈※献立例:シーチキンライス、タンドリーチキン、野菜のマリネ、白和え、ポテトフライ、ミカンゼリー、みかん〉

【薄味を心がけて】
子どもの1日あたりの塩分摂取量をご存じですか?6~11ヵ月は1.5g未満、1~2歳は3.0g未満、3~5歳は3.5g未満です。手軽に食べれるレトルト食やスーパー等での惣菜は、大人向けの味付けです。当然、入っている塩分の量も多いのです。
子ども達が毎日食べる食事が、日々体を作っていきます。濃い味に慣れてしまうと素材のうまみや香りに気づきにくくなります。当園では素材の味を生かした薄味を心がけています。煮物やみそ汁等も昆布やかつお、あごやいりこ等からとっただしを使って作っています。

【咀嚼を大事に】
ひまわりの食根菜、いりこ、茎ワカメなどしっかり噛む食材を積極的に取り入れています。離乳食の中にもスティック野菜にごぼう等も加えています。
毎月「カミカミデー」を設け、より噛む事を意識した献立内容にしています。

〈※献立例:お昼ごはん~太平燕、シシャモ焼き、茎わかめの土佐酢和え、リンゴ〉〈おやつ~鯛めし〉

【離乳食について】
ひまわりの食ひまわりの食ひまわりの食離乳期は、『ミルクや母乳を吸う』から、『食べる』へと変化する大事な時期です。食材や調理の仕方、食具(皿、スプーン、コップ等)の選択もその子の口の開け方、舌の動かし方、歯の生え具合等様子を見ながら、進めていきます。その時、必ず保護者、保育担当者、かまど(調理者)と連携をとりながら、その子の発達、体調や摂取状況に合わせることを大事にします。担当の保育者は、食べることのみでなく、その子の日常の姿や体全体のバランス、柔軟性や発語、情緒面等、総合して考え働きかけていきます。
『食べる』ことだけではない、意欲や興味関心の点でも大事な時期と考えています。